以前AWS Developer Associateに合格した際、特典として次回の受験料半額チケットがついてきた。
まんまとAWSの策略に嵌っている気もするが、せっかくなのでSolution Architect Professional (SOP) を受けてきた。
大体2週間ほど勉強しての受験とギリギリのスケジュールだが、結果は780/1000で何とか合格できた。
勉強法
Developer Associateを受けたときには日本語のUdemyの講座があったが、2023年9月現在においてはSOPの日本語講座は存在していないようだった。
仕方ないのでこの本
を購入して一周ほど問題に取り組んだが明らかに問題が古い(既に廃止されたサービスが多々ある)。
取り急ぎわからなかったところをBlackBeltなどで抑えながら、Cloud Licenseというやや怪しいサイトで問題を購入して70問くらい追加で問いた。
受験前々日に見つけたA-COMというサイトがわかりやすく基礎的な内容をまとめてくれているので、最初必要な知識を抑えるために読んでおくといいかもしれない。
他の方の受験日記などを見ると徹底攻略シリーズという本が使われていることが多い。
Amazonで見ても定期的にデータが更新されているようなので、次回はこのシリーズを使ってみようと思う。
試験の感想
- 75問は流石に量が多かった。
- Organization, IAM, クロスアカウント周りは頻出なのでしっかり抑えておく必要あり。クロスアカウントロールをよく理解していないので点数をだいぶ落とした気がする。
- VPC周りも(当たり前だが)息するように出てくる。VPC PeeringとTransit Gatewayのユースケースの違いは問題集含め結構出題されている気がする。Direct ConnectとVPNもよく出題されるが正直あまり理解できていない。本当に理解しようと思ったらネットワーク周りの前提知識が結構必要になる気がしていて軽くドキュメントを嘗めるだけで本番に臨んだ。
- S3は完全に理解する必要がある。
- IoT周りのサービスが結構でた。カバーしていなかったのでほとんど落としたと思う。
- マルチAZの冗長化周りはやっぱり出題される。DB周りだとリードレプリカを別リージョンに立てておいて、障害時はフェイルオーバーさせるみたいな問題は案の定結構でた。この辺のホワイトペーパーはもっと読んでおけばよかった。
- ECSが結構でた。たまに使うので感覚でなんとかなった気がする。
- ALB, NLBあたりは息するように出てくるので確実に抑えて必要あり。それぞれの違いに加えて、WAF、AWS Shield Advancedとの組み合わせもよく出てくるので抑えておきたい。WAFとAWS Shield Advancedでそれぞれ何ができて何ができるのかは理解しておきたい。
- Kenesis周りはよく理解せずに本番に挑んでしまった。Kinesis Streamのシャードの概念が曖昧だったがBlack Beltに書いてあるので読んでおいたほうがよかった。
Organization周りは普段触ることが無いので、レポートでは改善が必要を付けられてしまった。
次別の資格を受験するまでには改善しておきたい。